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コンジローマの感染ルートを探る

2019年09月29日

コンジローマは性感染症の1つと言われています。
性感染症と言われているように、感染ルートの1つに挙げられるのは性行為です。
コンジローマの感染者と性行為を行った場合の感染率は、およそ60~70%と言われています。
他の性感染症よりも、かなり高い確率で感染してしまうのがコンジローマの特徴です。

しかも、直接的な性行為だけでなくオーラルセックスも十分感染ルートになり得ます。
性器に症状が出やすいコンジローマですが、性器から口、口から性器にも触れ合うと感染してしまうケースも少なくありません。
また、コンジローマが厄介なのが、性行為だけが感染ルートでは無いという点です。
実は身近な場所に感染ルートが潜んでいます。

コンジローマウイルスに感染して症状を発症しますが、ごく稀に感染者の感染部分が触れた部分にウイルスが付着してしまい、そこに別の人が粘膜を当ててしまうと、間接的な感染ルートができてしまうようです。

例えば、ウォシュレットや大衆浴場のイス、湯船のふちにタオルの使い回しといったことが、感染ルートになり得ます。
このように、性行為を行っていなくてもコンジローマに感染してしまうこともあるので注意が必要です。

ただ、もしコンジローマウイルスに感染してしまったとしても、今は治療で治せます。
国内でコンジローマの治療薬として、使われているのはベルセルナクリームです。
ベルセルナクリームはイミキモドという有効成分が配合されている外用薬です。
クリーム状の外用薬で有効成分のイミキモドによって、コンジローマウイルスの増殖を抑制したり、免疫能を高めてウイルスに感染した細胞を障害する作用を発揮します。

外用薬を塗るだけの簡単な治療法なので、コンジローマの治療法としてベルセルナクリームは第一選択薬となっています。
しかし、症状が悪化している場合はベルセルナクリームで対処することが難しく、手術となってしまうので、もし「コンジローマかも」と思ったら早めにクリニックに相談するようにしましょう。

コンジローマの症状とは

感染力が高いコンジローマは、発症するとどのような症状が起こるのでしょうか。
コンジローマの特徴的な症状として性器部分にイボができるという点が挙げられます。
イボの形には個人差があるものの、いくつかの特徴があるようです。

イボの先が尖っていてトサカのようになっている、またはカリフラワーのような形になりやすいと言われています。
最初は小さいイボが数か所でき、症状が悪化すると数は増え、サイズもアップする点も特徴です。
男性の場合は亀頭の先端や周辺、尿道口や玉袋、肛門部分にもイボの症状が現れます。
症状の進行が進んでしまうと男性器を隠してしまうくらいの、大きなイボになってしまうケースもあるようです。

女性の場合、ウイルスが感染した場所にイボの症状が現れます。
性器に感染しているケースだと、性器周辺から肛門にかけてまで、イボが発生してしまうことも少なくありません。
女性は膣内部に症状が出ることもあり、人によってはコンジローマを発症していると気づかないようです。
また、女性特有の症状として挙げられるのがオリモノの異変です。

感染したら必ず出る症状では無いものの、オリモノの量が増えたり色が変わるケースが見受けられます。
普段、自分で見る機会が少ない性器部分、もしイボがあっても女性は気づかないかもしれません。
ですが、オリモノの異変は分かりやすいので、もし普段よりも量が増えたり色が変わったと感じる場合は、何かしらの性感染症を疑ってみると良いでしょう。

女性はコンジローマに感染すると、子宮頸がんの発症リスクが高まるというデータもあります。
女性のコンジローマを発症する年代は、20代と若い世代が大半です。
性器やオリモノに少しでも異変を感じたら、婦人科を受診して検査を受けることをおすすめします。